意識高い系男子、宮下ボーイ

こんにちは、カラリストの澤田です。

いい天気ですねぇ～。

普段の火曜日なら家でだらだらしている頃ですが

今日は大宮でバリバリ働いております。

昨日、リネア常勤スタッフは全員今年最後の休日でした。

１０連勤前の最後の貴重な休日だというのに

『カラーしにうかがってもよいでしょうか？』

・・・と、

低すぎるくらい低姿勢でお伺いをたててきたのがこの男、

宮下ボーイ

彼、今月で２回目なんですよ、髪をやりにくるの。

しかも、先週の月曜日に来てるんですね、

カットパーマをしに。

２週に分けてカット×パーマ×カラーをしいきた宮下ボーイ。



かなり意識高めです。



そんな彼のオーダーは



「結構深めのアッシュ系で暗くしたいんですが・・・」



うんうん、それで？



「あの、僕なんかが申し訳ないんですが、、、」


あ？（笑）


「ハイライトもいれていただきたくて・・・」



低姿勢かｗ



彼は、



少しでも手間のかかるオーダーをすると



私に殴られるとでも思っているのでしょうか？



毎回毎回カラーのオーダーをしてくるときは



床に膝がついちゃうんじゃないかと思うくらい



どこまでも低姿勢です。

前にもここで書いていると思いますが、



スタッフのヘアースタイルは



生きるサンプルといっても過言ではないので、



一切の妥協をいたしません。



そんなわけで今回も



抜かりなく妥協のないハイライトを・・・

仕上がった時にパーマスタイルのふんわり感と

毛流れがいかされるように

細かくつめていきます。

時間をおいて一度軽くシャンプー。

それを乾かすと・・・

こんな感じに。

今回の宮下ボーイのオーダーは

『深めのアッシュ系で暗く』とのこと。

ここからは

この黄味やオレンジ味を一切感じさせないために

思わず使うのを躊躇してしまうくらいの

深い青みと

コクのあるグレージュに

漆黒をちょっと加えて・・・

ずーーーーーーーーーーんっっ

どーーーーーーーーーーーんっっ

ぐーーーーーーーーーーんっっっ

・・・と明度を下げていきます。

そうして仕上がった宮下ボーイがこちら。

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あ、


あれ？？？

イケメンか？♡

一切加工していないのにこのかっこよさ♡

色味がおちついて一気に大人っぽくなりました。

ライティングによって

微妙に濃淡の違う

グレーやネイビーやブラックが見え隠れします。

この微妙な色の濃淡は

しっかりイエローまで抜いた質感メイキングのハイライトと

振り切ったド寒色を突っ込めるだけ突っ込んだからこそ

出せる色味と質感です。

褪色するにしたがって

最終的にはだんだん柔らかいグレージュ系になってきます。

実はオシャレボーイな宮下ボーイ。

どうこのカラーを着こなしてくれるか楽しみです。

ニューヘアーで

残りの９連勤をはりきってもらいたいと思います。

では、今日はこのへんで。

RISA